【ジャケ買いワインのすすめ】父の日に、家族の絆が伝わるワインギフトを

【ジャケ買いワインのすすめ】父の日に、家族の絆が伝わるワインギフトを

皆様、こんにちは!

ジャケ買いワインの専門家・岩本すずかです。

 

少しずつ、外出自粛要請が解除されてきましたね。明るいムードになりつつある反面、故郷へ帰省するのはまだ慎重でいた方が良い様相です。

そんな時だからこそ、もうすぐやってくる父の日に、家族を想う気持ちは伝えたい。

今回は、ワイン好きのお父様へ贈りたくなる、素敵なワインをご紹介致します。

 

 

 

安定の美味しさで定番に

私が経営するワインショップWine and Weekendへ赤ワインをお求めにいらしたお客様には、ご予算と共に、お好みのタイプを伺います。「重めで」とおっしゃる方にはまずオススメするのがこちら。

 

オーストラリア・バロッサヴァレーの家族経営ワイナリー、シルド・エステイトの「バロッサ・シラーズ」。

 

(シルド・エステイトFBページより)

当店が2016年にオープンして以来、安心してお客様にご提案できる定番ワインとなっています。

 

醸造責任者のスコットさんが来日された際にはワイン会を開催し、栽培や醸造、シルド・ファミリーについての色々なお話も伺いました。

 

 

ラベルには手の絵が描かれていますが、このユニークなデザインにはどのようなストーリーが隠されているのでしょう?

 

 

 

16歳で突如ワイナリーの当主に

古く遡ると、シルド家の始まりは1868年にゴットフリードさんとルイーズさん夫妻がドイツよりアデレードの港へ渡り、移り住んだことから。

 

その子孫であるベンさんが1952年、妻のアルマさんと共に現在ワイナリーを構えるバロッサ・ヴァレーの地に初めてブドウ畑の土地を購入します。

 

ところがその4年後、ベンさんは突然亡くなってしまいます。8人の子供達の中で、ワイナリーを継いだのは末っ子で、弱冠16歳のエドさんでした。

 

 

 

家族一丸となって築き上げる

若くしてワイナリーを任されたエドさんは、地元バロッサ・ヴァレーの発展とワイン造りに奔走し、数々の苦難を乗り越え土地を守り抜きました。

 

父の他界より約40年後、1995年にはバロッサの”Vigneron(醸造家) of the Year”にも表彰され、今では地元のヒーローとも呼ばれるほど。

 

(輸入元i-WINE HAPINESS株式会社より)

 

4人の子供達と7人の孫に恵まれ、家族や仲間とワイン造りを行っており、シルド・エステイトの名声をさらに高めながら着実に固めつつあります。

 

(シルド・エステイトFBページより)

苦労した父の、大きく温かい手

このワイナリーのキーワードと言えば、まさに「家族」。リリースするワインのラベルデザインには、家族にまつわるものやワイナリーにまつわるものが描かれています。

 

ワイナリーで飼っているニワトリの脚や・・・

(「バロッサ・シャルドネ」)

 

 

オーストラリアのザリガニ・ヤビーを獲る道具。
エドさんの息子ミックさんは、このリースリングのワインをお供に飲みながら獲るそう。

(「バロッサ・リースリング」)

 

こちらはミックさんの脚!

(「バロッサ・カベルネソービニョン」)

 

 

(脚にご注目??)

(シルド・エステイトFBページより)

 

こちらはエドさんから息子と孫、3世代に渡る3人の腕。脈々と続く家族の繋がりを感じます。

(「バロッサ・GMS」)

 

 

・・・そして今回の本命、この「バロッサ・シラーズ」には、エドさんの土壌を包み込むような温かみのある手が。実際に、とても大きく特徴的な手だそうです。

 

 

味わいは、このラベルデザインのイメージに違わず、深みがありベリー系果実の豊かな香りがギュッと凝縮。スパイス感とチョコレートのようなコクがあります。

 

これまでに世界的に著名なワイン誌で高得点を獲得したり、幾つもの国際コンクールで金賞を受賞するなど、とても評価の高いワインです。

 

私の学生時代からの友人も、定期的に指名買いをするほどのお気に入り!

 

 

 

ところでこんな出来事も

少し話は逸れますがシルド・エステイトは、オーストラリアで二番目に古いと言われている1847年植樹(なんと173年前!)のシラーズのブドウ樹があるムールールー・ヴィンヤードを所有していることでも知られています。

 

(シルド・エステイトFBページより)

 

実はこのムールールー畑の貴重な“超”古木達は、1980年代に政府の農業政策の奨励に沿って全て引き抜かれる予定でした。しかし作業の途中でトラクターが動かなくなるというハプニングが。その日の夜エドさんが友人に話すと、「もったいないから抜かずに残したら?」とアドバイスされ、作業は取りやめに。

それから40数年後、この古木から生まれるとても奥深く複雑味あるワインは、オーストラリアで最も権威ある評価の一つ「ジェームス・ハリデイ ワイン・コンパニオン」において、2015・2016・2017年ヴィンテージで3年連続99点を獲得。

 

2015・2016ヴィンテージにおいては2年連続で最高峰であるシラーズ部門No.1という栄誉に輝いています!(2017年ヴィンテージは未審査)

 

今となってはそのアドバイスをくれた友人に大変感謝しているという裏話もあります(笑)

 

(シルド・エステイトFBページより)

 

 

父の日に、父のワインを

つい先日は、エドさんと妻ロレインさんの58回目の結婚記念日だったそうです。

 

(シルド・エステイトFBページより)

お互いの両親に結婚の許しを得たのは、彼が20歳の時。以来ワイン造りという基盤を糧に、素晴らしいファミリーを築き上げたエド・シルド。

 

今年の父の日は、会えなくとも家族の絆に想いを馳せるようなストーリーのある、こんなジャケ買いワインはいかがでしょうか。

 

このワインはこちらのサイトからご購入頂けます。

 

Wine and Weekend ネットショップ

https://wineweekend.theshop.jp/items/5182411