中野市はきのこ!きのこの魅力を発掘

10月某日。都内の飲食店で、中野市のきのこを使ったイベントが開催された。中身は、コース料理ではなく、えのき氷などを始めとしたラインナップ。料理を対面の方と1皿でシェアをするというコロナ対策が心配になるような場面も数多くあったが、何よりの収穫は「えのき茸」の力だ。
糖質はきのこから摂ると非常にヘルシーであるということ。
コロナ太りの心配も、えのきによって解決がされそうだ。
天然の旨味成分を一緒に楽しむことができるので料理のレベルも上がるだろう。そこで、この機会をきっかけに中野市農業協同組合(JA中野市)の、きのこラインナップをご紹介していきたい。
中野市は、えのきで最も有名な都市
年間平均降水量が1,000mm程度×昼夜の温度差が肝。中野市は長野県の北部、小布施町の北隣で志賀高原の麓に位置しており、年間の温度差が大きく、夏は35℃以上、冬は-10℃以下に。
年間平均降水量が1,000mm程度と少なく昼夜の温度差が大きいことから、おいしい果物のできる産地である。
珍しいきのこも栽培
きのこの栽培は、昭和31年からえのきたけの試験栽培が始った。きのこ栽培の先進地で、えのき茸では日本一の生産量となっている。「軸を食べるぶなしめじ」という珍しいきのこも出荷。
天候に左右されにくい生産環境がウリ
中野市管内のきのこは施設栽培のため、圧倒的に天候リスクが少ない。またJAのネットワークにとり、全国の市場に出荷が可能であるたからこそ、安定した供給が可能だ。
『エリンギの味噌炒め」や『スズキと茸の炊き込みご飯』がオススメである。あま味があってクセが無くて、おいしい。エリンギは旨味成分の塊。食感は歯ごたえがあって、アワビに似たような触感が特徴。
JA中野市の主な栽培品目は4種類
JA中野市の主な栽培品目は4種類(えのき茸・ぶなしめじ・エリンギ・なめこ)。生産者は「安全・安心」のきのこをお届けできるように、異物混入に細心の注意を払っており、抜き打ちで施設への点検巡回を行っている徹底ぶり。ちなみに、ぶなしめじは、生産者が47名(2019年6月時点)に対して、以外にもエリンギは、生産者が1名(2019年6月時点)。ひらたけも、生産者が1名(2019年6月時点)。牡蠣に似ていることから欧米では「オイスターマッシュルーム」と呼ばれている。
総論
マッシュルームを始め、きのこを料理に使えば、化学調味料などは無縁だ。天然の素材で旨味を引き出せる。改めて、きのこのおいしさを学べた機会をJA中野様がつくってくださった。ぶなしめじは、冷凍でも保存できて便利であり、炊き込みご飯にすれば旨味も栄養も浸透させられるので、もってこいの食材。まさに逸品である。
皆様も、きのことおうちじかんお組み合わせを楽しんでほしい