新鮮で美味しい「かぼちゃ」の見分け方5選！色や形等の特徴から選び方を徹底解説！

かぼちゃは煮物やスープ、スイーツなど、さまざまな料理に活用できる万能な野菜です。しかし、スーパーで並んでいるかぼちゃの中から「甘くてホクホクのもの」を選ぶのは意外と難しいですよね。

実は、かぼちゃの美味しさは色や形、重量感、皮の状態などで見分けることができます。この記事では、新鮮で美味しいかぼちゃを選ぶためのポイントを詳しく解説します。また、かぼちゃの旬の時期や、美味しさの決め手についても紹介するので、ぜひ参考にしてください！

この記事の目次

新鮮なかぼちゃの選び方5つ

美味しいかぼちゃを選ぶには、以下の5つのポイントをチェックしましょう。

かぼちゃの皮の色は、新鮮さや熟度を見極める重要なポイントです。

特に、日本かぼちゃよりも西洋かぼちゃ（栗かぼちゃなど）の場合は、皮が濃い緑色でツヤのあるものを選ぶのがポイントです。まだらな色をしているものは、完熟しておらず甘みが少ない可能性があります。

かぼちゃを持ったときに、見た目以上に重みを感じるものが美味しいかぼちゃの証拠です。

また、カットされていない丸ごとのかぼちゃを選ぶ場合は、左右均等に重さを感じるものを選びましょう。

かぼちゃのヘタ（茎の部分）が乾燥しているものは、完熟しており、甘みが強くなっています。

また、ヘタの周りにひび割れがある場合も、完熟しているサインです。

かぼちゃの皮の硬さも、美味しさを判断するポイントのひとつです。

また、表面に適度な凹凸があるものの方が、甘みが強いことが多いです。

スーパーではカットされたかぼちゃも販売されています。カットかぼちゃを選ぶときは、以下の2つのポイントをチェックしましょう。

種がしぼんでいるものや、果肉が淡い黄色のものは、熟しきっていない可能性があるため避けるのが無難です。

かぼちゃの美味しさを決めるポイントは、主に以下の3つです。

かぼちゃの甘さは糖度によって決まります。栗かぼちゃなどの甘い品種は、糖度が10度以上になることもあります。

日本かぼちゃはねっとり系、西洋かぼちゃ（栗かぼちゃなど）はホクホク系ですが、多くの人が好むのはホクホク感のあるかぼちゃです。完熟したかぼちゃほどホクホクしやすくなります。

かぼちゃには、甘みを引き出すデンプンや、栄養価の高いβ-カロテンが豊富に含まれています。これらの成分が多いほど、コクのある味わいになります。

かぼちゃは一年中手に入りますが、最も美味しい**旬の時期は秋～冬（9月～12月）**です。

季節	かぼちゃの特徴
夏（6月～8月）	収穫期だが、甘みはやや控えめ
秋（9月～10月）	追熟が進み、甘みが増す
冬（11月～12月）	ホクホク感が強くなり、一番美味しい時期
春（3月～5月）	収穫されたかぼちゃのストックが多く、味にばらつきがある

特に、秋に収穫されたかぼちゃを冬まで追熟させたものは、デンプンが糖に変わり、甘くてホクホクの食感になります。