いちごは、甘酸っぱくてジューシーな人気の果物ですが、水分が多いため傷みやすく、保存方法を誤るとすぐにカビが生えたり、柔らかくなってしまいます。「買って1週間後のいちごはまだ食べられるのか？」と疑問に思う方も多いでしょう。
いちごの賞味期限は、常温では1〜2日、冷蔵で3〜5日、適切に保存すれば1週間程度持たせることが可能です。また、冷凍すれば1ヶ月以上の保存が可能です。
この記事では、いちごの賞味期限について、状態別の違いを詳しく解説し、腐ったサインの見分け方や正しい保存方法まで紹介します。いちごを無駄にせず、美味しく食べるためのポイントを押さえましょう。
「いちご」の賞味期限は？切り方や状態別に解説！
いちごの賞味期限は、保存方法や状態によって大きく異なります。特に、丸ごと保存するのと、カットして保存するのでは、劣化のスピードが違います。
丸ごとのいちごの賞味期限
- 常温保存（涼しい場所）：1〜2日（すぐに食べる場合のみ推奨）
- 冷蔵保存（適切な方法で保存）：3〜5日（最大1週間）
- 冷凍保存（適切に処理して保存）：1ヶ月以上
いちごは冷蔵庫の野菜室で保存するのが基本ですが、乾燥を防ぐため、キッチンペーパーで包んで保存すると長持ちします。
カットしたいちごの賞味期限
- 冷蔵保存（ラップや密閉容器で保存）：1〜2日
- 冷凍保存（スライス・ピューレ状）：1ヶ月以上
カットしたいちごは酸化しやすいため、冷蔵保存の場合は1〜2日以内に食べるのが理想です。すぐに食べきれない場合は冷凍保存を活用しましょう。
いちごの状態別賞味期限一覧
| いちごの状態 | 保存場所 | 賞味期限の目安 | 保存のポイント |
|---|---|---|---|
| 丸ごとのいちご | 常温 | 1〜2日 | 風通しの良い涼しい場所で保存 |
| 丸ごとのいちご | 冷蔵庫（野菜室） | 3〜5日（最大1週間） | キッチンペーパーで包み、密閉容器に入れる |
| カットしたいちご | 冷蔵庫 | 1〜2日 | ラップや密閉容器で保存 |
| いちごピューレ・ジュース | 冷蔵庫 | 2〜3日 | 密閉容器で保存し、早めに消費 |
| 冷凍保存（スライス・ピューレ） | 冷凍庫 | 1ヶ月以上 | 小分けにして保存すると使いやすい |
食べられるかどうかの見分け方は？腐るとどうなる？
いちごが腐っているかどうかを判断するには、見た目・臭い・手触り をチェックすることが重要です。以下のポイントを確認し、安全に食べられるかどうかを見極めましょう。
腐ったいちごの特徴
- 異臭がする
新鮮ないちごは甘い香りがありますが、腐ると 発酵臭や異常に酸っぱい臭い がすることがあります。 - 果肉がブヨブヨしている
新鮮ないちごは適度な弾力がありますが、腐ると柔らかくブヨブヨするため、指で押したときに崩れるようなら注意が必要です。 - 汁が出ている
いちごが劣化すると、皮が破れ、果汁が漏れ出すことがあります。ジュクジュクになっている場合は傷んでいる可能性が高いです。 - カビが生えている
表面に白・青・緑のカビが生えている場合は、他のいちごにもカビが広がる可能性があるため、すぐに取り除きましょう。 - 果肉が変色している
軽い酸化による変色は問題ありませんが、黒や茶色に変色して異臭がする場合は腐敗が進んでいるサインです。
これらの状態になっているいちごは、安全のため食べるのを避けましょう。
「いちご」の正しい保存方法は？冷凍・冷蔵はできる？
冷蔵保存の方法
- 丸ごと保存する場合
- 乾燥を防ぐため、キッチンペーパーで包み、密閉容器に入れて冷蔵庫の野菜室で保存
- 洗わずに保存し、食べる直前に洗う
- できるだけ3〜5日以内に食べるのが理想
- カットした場合
- ラップで包むか、密閉容器に入れて冷蔵
- 1〜2日以内に食べるのが理想
冷凍保存の方法
- スライスして冷凍
- 使いやすい大きさにカットし、ジップ付き袋で保存
- スムージーやデザートにそのまま使える
- ピューレにして冷凍
- いちごをつぶしてピューレ状にし、製氷皿に入れて冷凍
- ヨーグルトやお菓子作りに最適
冷凍したいちごは1ヶ月以上保存可能ですが、風味を保つためには早めに使うのがおすすめです。
結論
いちごの賞味期限は保存方法によって異なります。常温では1〜2日、冷蔵では3〜5日（適切に保存すれば最大1週間）、カット後は1〜2日が目安です。冷凍すれば 1ヶ月以上 持たせることができます。
また、異臭やカビ、果肉の変色がある場合は腐敗のサインなので、食べずに処分しましょう。正しい保存方法を実践し、新鮮ないちごを無駄なく美味しく活用しましょう！
