ウエハースといえば、軽い食感とパリッとした食べ心地が特徴のお菓子ですよね。甘さ控えめで、様々なフレーバーで楽しめるウエハースは、小さな子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。でも、意外と市販のウエハースはシンプルなものが多く、手作りできるとは思っていない方も多いのではないでしょうか?今回は、ウエハースの生地から手作りする方法を、本格レシピと共にご紹介します!アレンジが効く自家製ウエハースで、手作りのお菓子の楽しさを体験してみましょう。
ウエハースは手作りできる!
ウエハースのアレンジレシピは見かけますが、ウエハースそのものを作るレシピはあまり多くないように感じませんか?実際、ウエハースの独特な食感を家庭で再現するのは少し難しそうに思われがちです。しかし、ポイントを押さえれば、シンプルな材料で意外と簡単に作れます。手作りウエハースなら、甘さや風味を自分好みに調整できるのも魅力です。それでは、早速ウエハースの生地から作るレシピをご紹介します!
ウエハースの生地の本格レシピをご紹介!
ウエハース作りにはいくつかのコツが必要ですが、手順を守ればしっかりとした仕上がりになります。特に生地の薄さや焼き加減がウエハースの食感を左右するため、丁寧に作ることがポイントです。
動画でご紹介
材料
※日本語で詳しく解説するのでご参考ください!
- ウエハース生地
- 小麦粉:120g
- コーンスターチ:60g
- 粉砂糖:35g
- ベーキングパウダー:小さじ1と1/2
- 塩:2g
- 溶かしバター:115g
- 水:160ml
- バニラエッセンス:10ml
- チョコレートアイシング
- バター:55g
- 粉砂糖:125g
- ココアパウダー:50g
- 牛乳:30ml
手順
ステップ1:ウエハース生地
- 小麦粉、コーンスターチ、粉砂糖、ベーキングパウダー、塩をフードプロセッサーに入れます。
- フードプロセッサーのスイッチを短く入れてすぐ止める動作を数回繰り返し、材料が均一に混ざるようにします。
- フードプロセッサーに溶かしバター、水、バニラエッセンスを少しずつ加えます。
- 生地が均一になったら、最初の焼き工程の準備が整いました!
ステップ2:焼く
- ワッフルコーンメーカーに生地を流し込み、約2分間焼きます。
- 焼き上がったら、調理器具から取り出して冷まします。
- ウエハースを長方形に切り取り、次の生地も同様に焼きます。
- 切り取ったウエハースを天板に並べます。
- ウエハースが反らないように、もう1枚の天板をその上に重ねます。
- 約150°Cのオーブンで約10分焼きます。
- 焼き上がったら、冷ましておきます。
ステップ3:チョコレートフィリングと組み立て
- バター、粉砂糖、ココアパウダーを一緒にクリーム状になるまで混ぜ、牛乳を加えます。
- ミルクや砂糖の量を調整して、適度な濃度にします。
- 同じ大きさのウエハースを4枚用意します。
- 最初のウエハースに薄くアイシングを塗ります。
- 次のウエハースを重ねて軽く押します。
- この工程を繰り返し、4層のウエハースを作ります。
- 冷蔵庫に入れて、アイシングが固まるまで冷やします。
ウエハースを手作りするメリット!
ウエハースを手作りすることで、好きな味や甘さ、そして素材を自由に選べるのが大きな魅力です。例えば、香ばしいバニラ風味を足したり、健康志向の方には砂糖の代わりに天然甘味料を使用することも可能です。また、市販品に比べて添加物の少ないウエハースを作れるため、小さなお子さんや健康に気を使う方にも安心です。手間はかかりますが、自分だけのオリジナルウエハースを楽しむことができる贅沢な時間も味わえます。
ウエハースって商品名?
「ウエハース」という言葉は日常的に使われていますが、実は元々は一般名称ではなく、商標登録された商品名でした。日本においては特定の商品ブランドを指していたものが、やがて薄焼きの軽い食感を持つお菓子全般を指す言葉として広まっていきました。このように商品名が一般名称として使われることは珍しくなく、ウエハースもその一例と言えるでしょう。
ウエハースはどこ発祥のお菓子?
ウエハースの発祥は古く、ルネサンス期のヨーロッパにまで遡ります。イタリアやフランスで作られ始めた薄焼きの生地が元となり、現代のウエハースの基礎ができたと言われています。当時は、現在のような甘いお菓子というよりも、パンのように日常的に食べられるシンプルな食品として親しまれていたようです。その後、世界各地に伝わり、日本でも愛されるようになりました。
まとめ
ウエハースは市販のものも手軽で美味しいですが、手作りすることで自分だけのオリジナルの味を楽しむことができます。生地から作ることで、ウエハースの軽い食感と香ばしさを一層味わうことができるでしょう。また、ウエハース自体のレシピは少ないため、今回のように手作りで挑戦してみるのも新鮮な体験です。ぜひ、今回ご紹介した本格レシピで、手作りウエハースの楽しさを感じてみてください。