スーパーに売っている「ししゃも」は別の魚?偽物って本当?その理由と「カペリン」との見分け方も徹底解説!

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「ししゃも」といえば、日本の家庭で親しまれている魚の一つですね。小ぶりで可愛らしい見た目と、プチプチとした卵の食感が特徴的で、焼き魚として食卓や居酒屋のメニューに欠かせません。しかし、スーパーで手軽に購入できる「ししゃも」と呼ばれる魚が、実は本物のししゃもではないことをご存知でしょうか?

この記事では、「ししゃも」の正体と、なぜ偽物と言われるのか、本物との違い、さらに見分けるポイントについて、詳しく丁寧に解説します。本物のししゃもを味わいたい方にも役立つ情報を盛り込んでいますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事の目次

スーパーに売っている「ししゃも」は別の魚?偽物って本当?

結論から言うと、スーパーで販売されている「ししゃも」のほとんどは、本物のししゃもではありません。本物のししゃも(学名:Spirinchus lanceolatus)は、北海道の太平洋沿岸、特に日高地方でしか獲れない非常に希少な魚です。そのため、一般的にスーパーで流通している「ししゃも」の正体は、カペリン(カラフトししゃも、学名:Mallotus villosus)という北極海周辺で漁獲される別の魚です。

スーパーの「ししゃも」が偽物と言われる理由

  • 代用魚の使用: カペリンは外見がししゃもに似ており、価格が安いことから代用されています。
  • 名称の曖昧さ: パッケージには「カラフトししゃも」や「ししゃも」と記載されていますが、実際には本物のししゃもではありません。
  • 希少性: 本物のししゃもは漁獲量が少なく、流通量も非常に限られているため、スーパーで安価に販売されることはほぼありません。

つまり、日常的に手に入る「ししゃも」の多くは、本物とは異なる魚が使われているのです。

「カペリン」が代用されている理由は?

スーパーのししゃもが代用品のカペリンである背景には、さまざまな理由があります。

1. 本物のししゃもの漁獲量が少ない

本物のししゃもは北海道の限られた地域でのみ生息しており、漁期も秋の限られた数週間だけです。このため、年間を通して安定した供給が難しく、漁獲量が非常に少ないのが現状です。

2. 価格が高い

希少性が高いことから、本物のししゃもは非常に高価です。市場に流通する場合でも、1尾あたりの価格が数百円になることも珍しくありません。一方、カペリンは大量に漁獲できるため、1パック数百円程度で販売されています。

3. 流通の利便性

カペリンは主に北極海周辺やカナダなどで漁獲され、冷凍保存がしやすい魚です。このため、大量輸入が可能で、日本のスーパーでも広く流通しています。保存性や供給の安定性が高いことも、カペリンが選ばれる理由です。

4. 消費者ニーズに対応しやすい

カペリンは安価で手に入りやすく、消費者の需要を満たすのに適しています。特に価格を重視するスーパーや居酒屋などでは、コストパフォーマンスの良いカペリンが選ばれるのです。

本物の「ししゃも」と何が違う?味は違う?

スーパーで売られるカペリンと本物のししゃもには、味や見た目に明確な違いがあります。

外見の違い

  • 本物のししゃも: 丸みを帯びた小柄な体型で、頭部がやや丸いのが特徴。体長は10~15cmほどで、尾びれが短めです。
  • カペリン: 細長い体型で、頭部が尖っており、全体的にスマートな見た目。卵がぎっしり詰まっていることが多いです。

味と食感の違い

  • 本物のししゃも: 身がふっくらとしており、脂が乗った濃厚な味わい。焼くと香ばしい風味が引き立ちます。
  • カペリン: 味は淡白で、クセが少なく食べやすいですが、全体的にあっさりしています。卵のプチプチ感が強く、身の旨味は控えめです。

栄養価の違い

本物のししゃもは脂質が豊富で、栄養価が高いとされています。一方、カペリンは低脂肪でカロリーが控えめですが、魚卵が多いためコレステロールがやや高い傾向にあります。

本物の「ししゃも」との見分け方・チェックポイントは?

本物のししゃもを見分ける際には、以下のポイントを確認することが重要です。

1. 産地表示を確認

本物のししゃもは北海道産であることが明記されています。「日高産」「北海道産」といった表示がある場合、本物である可能性が高いです。

2. 名称を確認

「カラフトししゃも」と記載されている場合、それはカペリンです。一方、本物のししゃもは「ししゃも」とだけ記載されていることが多いです。

3. 価格をチェック

本物のししゃもは非常に高価です。スーパーで1パック数百円で販売されている場合、ほぼ間違いなくカペリンです。本物の場合、数千円することも珍しくありません。

4. 見た目を確認

本物のししゃもは小ぶりで丸みのある体型をしています。細長い形状で卵がぎっしり詰まっている場合、カペリンである可能性が高いです。

5. 信頼できる販売店を利用する

本物のししゃもを確実に購入したい場合、北海道の専門店やオンラインストアで購入するのが確実です。

結論

スーパーで売られている「ししゃも」は、ほとんどの場合、カペリンという別の魚が使われています。本物のししゃもは北海道の太平洋沿岸でのみ獲れる希少な魚で、価格も高いため、スーパーで手軽に購入することは難しいのが現状です。

ただし、代用品であるカペリンも価格が手頃で美味しく、日常的に楽しむには十分な魚です。本物のししゃもを味わいたい場合は、北海道産の表示があるものを探し、専門店や信頼できる販売店で購入するのがおすすめです。本物と代用品、それぞれの良さを知った上で、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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