朝食やお弁当の定番おかず「卵焼き」。そのままでも美味しい一品ですが、ちょっとした具材を加えるだけで、風味や食感がガラリと変わり、飽きずに楽しめる万能メニューに変身します。
冷蔵庫にある身近な食材で簡単にアレンジできるのも、卵焼きの嬉しいポイント。味付けや組み合わせ次第で、ご飯にもパンにも合う、バリエーション豊かな卵焼きを楽しむことができます。
この記事では、卵焼きに入れると美味しい具材を「定番」「お弁当におすすめ」「意外な変わり種」の3カテゴリに分けてご紹介します。さらに、美味しく仕上げるためのちょっとしたコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
卵焼きに入れると美味しい定番の具材
まずは、多くの家庭で親しまれている「定番の具材」から。失敗しにくく、誰にでも喜ばれる組み合わせです。
1. ねぎ(青ねぎ・万能ねぎ)
細かく刻んだねぎを加えると、卵のまろやかさに香りと風味がプラスされます。ほどよい辛みがアクセントになり、あたたかいご飯との相性も抜群です。
2. チーズ
ピザ用チーズやスライスチーズなど、とろけるタイプのチーズは卵焼きとの相性がとても良く、コクが出て満足感もアップ。子どもから大人まで人気の組み合わせです。
3. かにかま
ほんのり甘く、見た目も華やかに仕上がるのが魅力。赤と黄色のコントラストがきれいで、お弁当にもよく映えます。
4. ほうれん草
下茹でして刻んだほうれん草を混ぜれば、彩りが良くなるだけでなく栄養価もアップ。和風の味付けと合わせるのがおすすめです。
お弁当におすすめの具材
冷めても美味しく、しっかり味が馴染む具材を集めました。忙しい朝のお弁当作りにもぴったりです。
5. ひじき
炒め煮にしたひじきを加えると、栄養たっぷりで風味豊かな和風卵焼きに。食物繊維やミネラルが摂れるのも嬉しいポイントです。
6. しらす
カルシウムが豊富なしらすは、あっさりとした塩味で卵とよく馴染みます。ふんわり焼き上げると、食感のアクセントにも。
7. 明太子
ピリッとした辛さがアクセントになる明太子は、甘めの卵焼きと好相性。いつもとひと味違う、大人の味わいを楽しめます。
意外と美味しい!変わり種の具材
ちょっとユニークな具材も、試してみると意外な美味しさに出会えるかもしれません。
8. ツナマヨ
ツナとマヨネーズを軽く和えてから卵に混ぜると、コクのある洋風卵焼きに。朝食のパンと一緒に食べても美味しく、サンドイッチの具材にもなります。
9. キムチ
細かく刻んだキムチを加えると、ピリ辛の風味がクセになる韓国風アレンジに。ご飯との相性が非常に良く、食欲がない日でも箸が進みます。
10. 納豆
納豆の粘りと卵のふんわり感が不思議とマッチ。しっかりかき混ぜてから加えると、焼きムラがなくきれいに仕上がります。納豆好きにはたまらない一品です。
具材を入れるときのコツ
卵焼きを上手に巻くためには、具材の扱いにも少し工夫が必要です。
- 水分はしっかり切る
→ 野菜やツナなど、水気の多い具材はキッチンペーパーなどでよく絞ってから加えると、焼き上がりがベチャっとしません。 - 具材は小さめに切る/火を通しておく
→ 細かくすることで巻きやすくなり、焼きムラも防げます。火が通っていない食材はあらかじめ加熱しておきましょう。 - 調味料の加減に注意
→ チーズや明太子など塩分が強い具材を使うときは、卵液の味付けを控えめにすることでバランスが取れます。
まとめ
卵焼きは、入れる具材によって和風にも洋風にもアレンジできる、可能性無限大の料理です。シンプルな卵焼きも美味しいですが、ひと手間加えるだけで、ぐっと華やかさや栄養価がアップします。
冷蔵庫の中をのぞいて、今ある食材でちょっとした冒険をしてみませんか?きっと、あなた好みの卵焼きアレンジが見つかるはずです。